正義をかざしてやっていることは？

ニュースを見ていて感じたのですが、日本の調査捕鯨を邪魔しているシーシェパード、
捕鯨船に向かってロケット弾により酪酸を発射して、乗組員が飛沫を顔に浴びて負傷、
シーシェパード側は腐ったバターで問題は無いと言っているらしいですね。

動物愛護とか、絶滅危惧種保護などと正義をかざしているシーシェパードですが、
この酪酸について調べて見ると、皮膚や粘膜に対する腐食性があり、水生生物には有害で
ＩＣＳＣ（国際化学物質安全性カード）では「漏洩物処理」項目で、環境中への放出を
禁じているものらしく、そんな物を海上で発射して海中に流れ出たら、
それこそクジラを絶滅に追い込む要因になると思いますが、どうでしょうか？

更にこんな話もあります。
今年の１月６日にシーシェパードのアディ・ギル号（ＡＧ号）と日本の監視船第２昭南丸が
公海上で衝突、これは当然体当りしてきたものらしいですが、その後、そのＡＧ号は
放棄され、海上を漂っていたそうですが、その船体からはクジラが棲息する海を汚染する
重油が流出するままにされていたそうです。

正義をかざしてやっていることはそんな物です。
動物愛護を盾に戦争か、海賊の真似事をしたいだけの人達の集まりなのでしょう。