納得できない銀行のルール

８月１９日は前日に母の４９日が終わり、残っている母に関する手続きをするために
仕事を休んで、年金事務所と銀行に行ったのですが、１日掛かりで大変でした。

最初に年金の停止と最後の年金が未支給となっているのでその申請で行きましたが、
年金事務所の方が結婚前の２年間程が空白となっていて、その分が未支給になっている
可能性があるので、住んでいた場所を調べるように言われたのですが、母は亡くなっているし、
父は結婚前のことはわからないと言うし、母の兄弟も皆８０歳近くて、ちゃんと覚えていない。

現本籍の市役所に行き聞いたら、その市内に住んでいた期間しかわからない、
母の出生地である東京都町田市に問い合わせたが、やはり昔過ぎて駄目、
諦めて再び年金事務所に行くと、そこの方が必死で調べてくれて、２４か月分国民年金を
払った分が支給されていないことがわかり、もらえることになりました。
年金事務所の方には感謝するばかりです。

さて、タイトルの本題は次です。
銀行の母の口座に１万９００円ちょっと残高があり、それを解約しようと銀行に行きました。
母が亡くなった後にどういうものを添付するのか聞きに行った時に、家族全員の印鑑証明
家族全員の戸籍謄本、母の除籍謄本、全員の住民票と言われました。

東京の弟にも現住所の東京で揃えてもらって今回の４９日に持って来てもらいました。
申請書に全員の実印を付いて、銀行に行ったら窓口の女性が「お母様の生まれてから現在までの
全てがわかる謄本でなければ駄目です」、それに対して自分は
「今、年金の手続きでも同じ様な物を要求されたが生まれてから全てなど無理です」と言いました。
更に「前回来た時にそんな説明は無かった」と言うと「そんなはずは無いです」の一言。

私と女性店員のやり取りを見て、その内奥から偉そうな人も出てきました。
私が「何でそんな物が必要なのか？」と聞くと「全部の相続人を調べるためです」ときました。
相続人って、たかが１万９００円ちょっとですよ。
何でも母から見て２親等の人が全て相続人となるらしく、一生の謄本でそれを調べるとのこと。
そうなると母の兄弟が含まれるため、神奈川と岐阜にいる叔母にも実印を付いてもらい、
印鑑証明と謄本、住民票を取ってもらわなければなりません。

これはもちろんルール（法で決められた）だから仕方ないことだと言うのは理解できます。
しかしたかが１万９００円ちょっとのためにそれを強制されるのは理解が出来なくて、
「それでは結構です、口座は放置します」と言ってるのに「もし書類が揃ったらお願いします」と
言うので、「いえ、揃えません、このままで良いです」と言ってやりました。

そして口座がまだ凍結されていなかったのでキャッシュカードで１万円だけ下ろして
９００円ちょっとは無駄になってしまいますが諦めました。

口座に資産が１億とか何千万もあるなら話は別ですよ。
１万円で相続人全員とか言われても、せめて金額で手続きを軽減して欲しいですよね。
矛盾を感じる出来事でした。

コメント 4

Noriさん、今晩は。
相続手続きは確かに面倒で大変でしたね。

郵便局では、相続金額10万円以下なら戸籍も不要ですし、100万以下なら戸籍も死亡事実と被相続人と相続人である請求人の続柄が分かるものがあればいいです。
農協や銀行は少額相続でも出生から戸籍や印鑑証明書や相続人全員の同意書を求められる場合が多いみたいです。

また年金は父が数年、サラリーマンだったのでわずかですが遺族厚生年金を私が苦労して手続きして母が受給中です。

いろいろ私も苦労したのでNoriさんの苦労話が自分の経験と被るので、よくわかります。
本当にお疲れ様でした。

by 和弘 (2013-08-21 19:21) 

和弘さん＞郵便局のそのシステムは素晴らしいですね。
銀行も見習えばいいのに、そもそも手数料もあこぎなシステムだと感じますよ。

それにしても郵便局は小泉内閣の郵政民営化でゴタゴタしましたが、
さすがにしっかりやっていますね。

銀行もそうですが、車の廃車とかも大変なのですよね。
だいぶ前にそんな話を聞いて、父の車は私名義に変更しました。
とにかく仏事は大変ですね。
by のりさん (2013-08-23 00:48) 

銀行の手続きって本当に大変ですよね
自分も昨年親父が無くなった時、銀行の解約でえらい苦労しました　＾＾；
by haku (2013-08-25 14:54) 

hakuさん＞本当に大変でしたね。
でもhakuさんの方がお父様が福岡で亡くなっているので
もっと大変だったと思いますね。
by のりさん (2013-08-26 01:09)