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母におごってもらったつもりで寿司 [料理・食事]

母の話ばかりになってしまいますが、どうしても書きたいことがあるので書きます。
15日の昨夜は母におごってもらったつもりで寿司をとって父と二人で食べました。
何故15日なのかと言うと奇数月の15日は年金が振り込まれる日なのです。
多分7月に亡くなった母親の年金が今頃?と思うでしょうね、その話を書きたいのです。

話は母が身体が不自由になってしまった2004年の9月までさかのぼります。
我家は決して裕福な家ではなく、父と私が働く以外にも母が内職やパートに行ったりしてたので
普通に生活するのが精一杯の家だったはずで、その家計をやりくりしていたのが母でした。
その母が家計を自分に任せると言ってくれたので、私はそこで初めて家計を調べました。
その結果、正直言って母の凄さを知った感じがしました。

年金用の口座、内職の給料が入る口座、定期貯金、積立が3本、保険が農協と郵便局の2箇所、
更にタンスに入れてあるからと聞いたヘソクリまで、それぞれに貯蓄は少しじつでしたが
生活するので一杯一杯だと思っていたのに意外と貯蓄されているのに驚きました。
母が私に家計を任せると言ったのに父が猛反対したので、結局分けて管理することになり
私が母の年金、保険と定期貯金を管理することになって、父が管理していた方は生活費等で
全部無くなってしまったようで、、、まあ、そんな話はどうでもいいのですけれどね。

その後、私が家を新築した後に母の郵便局の保険が満期になったり、農協で掛けていた保険は
私の中学の同級生つながりで続けていたのですが、障害者になった人には保険はなくなるけれど
一時金と5年間生存給付金が毎年50万円もらえることになり、生存給付金に関しては最後の年は
今年で既に母がいないので無しでしたが、それでもその農協の保険だけで合計で700万円も
収入があって、住宅ローンの繰上げ返済や生活費に当ててもらいました。

母は障害者となり、自分にお金が掛って大変なのではないかと私に何度も聞いてきました。
確かに母の年金は2ヶ月で10万ちょっとだから大したことはないですが、
国からもらえる障害者手当てが3ヶ月で8万円弱、それ以外にも医療費が保険分は申請すれば
戻ってくるので、医者にかかってもほとんどタダ、介護保険も一番高い等級で、
母が心配するようなことなく、逆に家計を助けてもらっているような状況でした。

そして母が7月に亡くなった後も、国や市に申請するような物って、だいたい数ヶ月遅れて来ることが
多いじゃないですか?だから医療費の払い戻しなどは10月頃まであって、更に年金ですが、
7月に亡くなった母の場合、8月分まで支給されるらしくて、年金事務所に死亡の届けを
49日の後にしたのですが、そこで何年前に年金の未払いがあったとかで騒ぎになってましたよね、
母も何年分かが未払いになっていることが判明して、11月と1月の2回に分けて毎回もらっていた
年金の6倍ぐらいの年金が振り込まれて、その最後が1月15日だったと言うわけです。

ごちゃごちゃと書いてしまいましたが、何が言いたいかと言うと亡くなってからも残された私と父の
生活のために臨時収入的に母が残してくれた収入が多くあったことに驚きと感謝の気持ちで
今回の年金が母に関する最後の収入だと思うので、母におごってもらったつもりで
寿司の出前を取って父と二人で母に御馳走になったと言う話でした。

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母がおごってくれた寿司 PHOTO by のりさん
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コメント 2

haku

お寿司、格段に美味しかったことでしょう ^0^w
by haku (2014-01-19 12:31) 

のりさん

母の仏前にも供えて、御馳走になりました。
寿司なんて久々に食べたので、美味しかったです。
by のりさん (2014-01-20 01:37) 

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