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自分にとっての両親(1) [脊髄損傷・癌]

早いもので母が亡くなってからもう1ヶ月が過ぎようとしています。
まあ心配してくれている人がいるかどうか?知りませんが、私は元気にしています。
明日8月3日は東京ドイツ村で花火大会があって、去年までは母を車に乗せて
花火が良く見える場所に車を止めて見ていましたが、今年はそれも必要無くなりました。
花火の音が聞こえるでしょうが、何だか寂しい気持ちになると思います。[もうやだ~(悲しい顔)]

このブログは実は最初はサブタイトルにもあるように母が脊髄損傷になってから始めました。
身体が不自由になっても何とか動きを取り戻したいと頑張っている母の記録のためにです。
ただ最近は競馬の話が断然多くなってしまっいますけれどね。[わーい(嬉しい顔)]

このブログを読んでくれている人達は「また母親の話かよ」と思うかもしれませんね。
父親もいるのにこのブログにはほとんどと言って良いほど父の話は出てきません。
マザコンか?と思う人もいるかもしれませんが、何故自分が母のために一生懸命に
やってこれたのか?かなり長くなってしまいますが、何回かに分けて書きたいと思います。
中には父親の悪口を書いているように感じる人もいるでしょうが、それは構いません。

話は母から何度も聞かされた私が生まれるところから始めます。
私は生まれは東京、地名で言うと錦糸町だそうで、スカイツリーの周りだそうです。
母は私がお腹にいる時に妊娠中毒症という病気があったそうで、医師からは
「子供は諦めて下さい」と言われたと聞いています。

それを聞いた父は病院から家に帰ってしまって、私が生まれてしばらくするまで来なかったそうです。
そんな状態で私を産んでくれた母と対照的に見捨てた父、この時もちろん生まれたばかりの
自分には何もわかるはずは無いですが、この時から既に父との溝は出来てたかもしれません。
隣に住んでいた方が家にいた父を見て「御主人何しているの!子供生まれたんですよ」
そして多分その時に生まれたのが男の子だと言うのも知ったのでしょうね。

父は病院に来るよりも前に勝手に子供の名前を決めて、役所に出生届けを出したそうです。
そして母の病院に現れた父が名前を決めてきたことを聞いて、「何でそんな名前に、勝手に」
思ったと聞いていますが、その名前が私の名前、私自身も自分の名前には不満でしたね。

私の名前は読み方としては4文字で★★のり、だからこのブログのニックはノリなのです。
さてその漢字と父が言ったとんでもない名前の由来が凄いんですよ。
私の名前は漢字2文字で1文字目は父の名前から1文字、そして2文字目が法律のなのです。
漢字で★法、父いわく1文字目に自分の名前を入れて「俺の法則に従うように」だそうです。

考えられますか?今の時代子供の名前を決める時は画数がいくつだとか、皆本まで買って
夫婦で悩んで決めるのに、何が俺の法則だ!と言う思いが今でもあります。
この件があって、私には2歳下に弟がいますが、弟の名前は母が決めたそうです。

子供が危ないと知ったらさっさと家に帰ってしまい、生まれたら生まれたで相談も無しに
勝手に名前を決めて、母は最近まで何かに付けてこの話をしていましたが、
その度に私は「そんな名前付けるから法則には従わない子供に育ったのだ」と答えていました。

続く

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haku

そんな出生秘話があったんですね
不躾ですが、ご両親とのりさんの、この先の展開に興味ありです ^^
by haku (2013-08-04 11:56) 

のりさん

hakuさん>はい、楽しみにしていて下さい。
hakuさんと同じ様に音楽ののめり込んだ自分ですが、、、
その辺も父との確執になって行きます。

by のりさん (2013-08-04 12:14) 

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