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治療方法はいろいろ [脊髄損傷・癌]

母が肺癌の診断を受けてから何か少しでも癌と改善する方法はないのか?と
ネットでいろいろと調べたことを少し書きたいと思います。

一般的に誰でも知っている癌の治療は手術、抗がん剤、放射線で3大療法と言われています。
母の場合は他臓器への転移は無いが肺の中で3箇所ほど転移しているため放射線療法は駄目。
また身体が不自由と言うことで手術も厳しい、最適な治療は抗がん剤だそうですが
これも吐き気や毛が抜ける等誰もが知っている副作用がきついので厳しいと言われました。

さてその抗がん剤ですが、ネット上でこんな記事を見つけました。
癌に関わっている医師(人数不明)に「自分の身内が癌になったら抗がん剤を使うか?」と言う
質問をしたところ90%以上の医師が「使わない」と答えたそうです。
実際に患者に抗がん剤を勧めていたりする医師がですよ。

この抗がん剤ですが癌細胞を抑えるのと同時に正常な細胞にまで影響するらしく
患者によっては抗がん剤で余命宣告より早く亡くなってしまう人もいるそうです。
それに対して稀に抗がん剤が凄く身体に合った人は癌が治る上に副作用も無い人もいるらしい。

それで取り敢えず母は抗がん剤も厳しいとのことで何か他に治療は無いのか調べたら
あるある、NK細胞療法、血管内療法、温熱療法、、、挙げればキリがありません。
しかも全員でないようですが末期から完治した人もいるらしいのです。
これらの療法を癌代替療法と言いますが、問題は保険が利かないことなのです。

例えばNK細胞療法ですが、元来人間は誰でも癌になる細胞を持っているそうなのです。
ただそれを攻撃する細胞も持っていて、それが癌細胞を叩いてくれるお陰で癌にならずに
済んでいて、ストレスや喫煙等で体内のバランスが崩れると癌細胞が増殖してしまうそうです。
その癌を攻撃する細胞がNK細胞で治療方法は患者本人から採血でNK細胞を活性化させて
身体に戻す治療で副作用も少なくて済むらしいのです。

ところがこのNK細胞療法ですが、1回に20万円以上掛かるとか、
治療を行っている病院をいろいろ調べましたが6回で170万円なんてのもありました。
結局はお金か?金持ちだけが助かるのかと感じます。

そこまでお金を使って完治するなら出そうとも思えますが、
この療法をした人は3パターンに分かれるそうで、完治する人、全く効かない人、
そして一番厄介なのは進行は止まるが治りもしない、これは金が無くなって治療を止めれば
また再び癌が進行を開始してしまうと言うものらしいです。

いろいろ調べると医療に関して矛盾もたくさん感じました。
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母の病気 [脊髄損傷・癌]

自分が転職する頃に母が体調を崩していることも書いていましたが、
その後診断結果が出て、それ以来そのことを書くべきか書かない方が良いのか迷いました。
ただ書くことで記事を見た人が何か良い情報をくれる可能性もあるという微かな期待を込めて、
これから状況を書いていきたいと思います。

母は私が子供の頃に肺炎を起こしたことが何度かありました。
過去にタバコを吸っていたことがあって、確か15年ほど前から止めています。
昔から乾燥する時期になると咳と痰に悩まされていたのを良く覚えています。
そして御存知のように2004年にちょっとしたことで身体が不自由になりました。

ここ数年間もやはり乾燥する時期になると咳、痰、微熱があって毎年のように病院に掛かり、
毎年同じように肺炎の診断をされて抗生物質の投与で状態が回復していました。
毎年1回は胸部レントゲンも撮っていて、肺炎の形跡が残っていると言われていました。

更にここのところ1年ぐらいは右脇腹に痛みが出ることがあって、
本人はそれが人により身体を動かされたときにひねったのが原因と言っていました。
ところが今年の1月10日頃はそれが激痛となり、救急車で搬送されるまでとなり、
脇腹痛ということで結石等も疑われましたが、結局原因がわからないまま痛みは軽くなり、
そして今年も例年と同じように咳と痰、微熱が出るようになり又しても肺炎と思い病院へ、
そして胸部レントゲンを撮ると右肺に影があると言われました。

確かに自分が見ても何か有ると言うのはわかりましたが、それは毎年撮っていたレントゲンにも
写っていた肺炎の形跡が残っていると言われていたものと同じじゃないかと思いました。
そこで今回はCTを撮ることになって、肺を断面で見ると確かに右の肺に何かあって、
の検査ということとなり、細胞診と言う検査を受けました。
これは単に朝一番の痰を3日間取って検査をするというもので、結果は5段階評価の
4段階で肺癌の可能性がかなり高いということになってしまいました。

次に紹介状をもらって鴨川のKクリニックでPET-CTという検査を受けました。
このPET-CTは優れものでが良性か悪性か?身体の何処に転移しているかがわかります。
そしてその結果はやはり肺癌肺癌の中でも扁平上皮癌と言われるものらしいです。
リンパ節への転移はありましたが、幸い他の臓器や骨への転移はありませんでした。

結果は自分が一人で聞きに行きましたが、この扁平上皮癌の場合、
通常は抗がん剤治療らしいのですが、ここで医師は母の身体が不自由ということを考慮すると
抗がん剤は御存知だとは思いますが副作用が激しいので可哀想だということになり、
このまま何もしないで、いわゆる痛みを取る事中心の緩和ケアを勧められました。

本人の希望もあって自分は正直に告知しました。
そして本人も抗がん剤治療は嫌だというので、手術も放射線も何もしないことになりました。
そうは言っても自分としては完治は無理でも何か少しでも良いことがあるのではないかと、
3月に入ってからはネットで調べまくっていてブログの投稿もサボり気味となったわけです。

この続きはまた書きますが、自分も母も意外と冷静で既に開き直っています。
自分も普通に週末には競馬も買っていますし、仕事にもちゃんと通っています。
話の内容は暗いものですが、皆さんが思うほど落ち込んでもいなくて前向きです。
何か良い情報をお持ちの方がいましたら御指導をお願いします。
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脊髄損傷(074) [脊髄損傷・癌]

またしてもこのシリーズは久し振りの更新となってしまいました。
話が続いているカテゴリーなのに、話が繋がらなくなっちゃいますね。

小樽に行く日程も決まり、私はすぐに仕事場の同僚と上司に相談して快く
理解してもらいました(但し、総務という人事の管理をする課には手こずりました)。

そして数日後、まず5番目の資料が送られて来て、そこに在宅でリハビリに使う
道具を送ると言うことと、小樽に来る時に必要なもの、それと段取りが書かれていました。
そして、小樽からリハビリに使う道具が送られて来ました。
送られて来たのはグリップ付きの頑丈そうな椅子、同じく手摺のようなグリップが
付いた机、そして2種類の高さがある台(オットマン)、それに長さが2種類の
マジックバンドが8本、この時点ではどのように使うのか全くわかりませんでした。

しばらくすると6番目の資料が送られて来ました。
そこには小樽に来るまでの間、先に届いた道具を使ってどんな運動を
どのように行うのかが書かれていました。

前にも書いたことがありますが、この記事を偶然見た人が間違った認識で
リハビリを行ってしまうことを避けるために詳しい内容は控えさせてもらいますが、
その6番目の資料を見る限り重要なことは、脊髄損傷により失ったバランス感覚、
平衡感覚を取り戻すために、取敢えずは立つ訓練をして身体の中心(軸)がどこなのか、
それをしっかり脳に覚えさせること、それと呼吸法(これが意外と難しい)です。

最初に送られて来た資料等の中でも右近清さんが言っていることがあって、
人間の手と足では当然のことながら手の方が複雑で細かい動きをするもので、
脊髄損傷により四肢が不自由になると大抵の人は間違って手のリハビリをする。
ところが複雑な動きをする部分だけにそう簡単には回復しない、それが諦めに繋がる。
諦めてしまう人のほとんどはそのパターンだそうです。

そして先に立ちを中心にした足のリハビリを中心に行うと、不思議なことにあまり
リハビリを行っていない手の方にも効果が出始めるのだと。
嘘かと思うかもしれませんが、現に母はそれで手の方も医師たちに言われた
手の方の回復は無理だと言われたのに反して、少しずつ動くようになっていったのです。

                                                            続く
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脊髄損傷(073) [脊髄損傷・癌]

又しても、しばらく間があいてしまい、久し振りのこのカテゴリーの投稿になります。
約9カ月振りになりますが、当初はこれと競馬がメインのブログでした。
駄目ですね、これでは。

私達親子は小樽の右近清さんを信じて、在宅でのリハビリを決心すると、
小樽から6回に分けて、資料が送られて来ました(詳細内容は書きません)。

脊髄損傷からリハビリを行い、機能回復を目指すために、まず重要なことは体幹機能を
取り戻すことで、体幹機能とは身体の中の幹という芯、脊髄損傷ではこれが失墜します。
だから座位(座ったままの姿勢)も保てなくなってしまうのです。
この体幹機能を取り戻さない限り、どんなリハビリも無駄になると言います。

後に小樽に行って訓練の指導を受けることになるのですが、
私はそれが正しい方法なのかもわからない状況でしたが、取敢えず母をベッドに
座らせて、脇の下に両手を入れて、掛け声により立たせてみました。
寝たきりの状態が長い人は、急に立つと起立性低血圧により意識が無くなることが
あるそうなのですが、母にはその症状が全くありませんでした。

この時、母の膝はロック(脚が伸びて膝の関節が入った状態)とは言えず、
軽く膝を曲げたような状態でしたが、更に私は母の身体を左右に傾けて、
右足側に体重を掛けたり、左足に体重を掛けたりしましたが、それでも立っています。
この時に私は、「これは望みがありそうだ」と期待をしました。

その頃、ちょうど小樽の右近清さんから送られて来る資料は4番目のもので、
この4番目の資料は右近清さんからの100項目にも及ぶ設問に回答を書き添えて
送り返すというもので、送り返してしばらく過ぎた2005年の3月21日に
待ちに待ったメールが送られて来ました。

7月6日~13日までの8日間に小樽で訓練を行っていただけるという連絡です。
しかも次から次に来る訓練希望者のため、私達家族の予定を入れるために
前後に予定していた群馬県と岩手県の方が予定をずらして日程を譲ってくれたのです。
このメールには5番目の資料も送られて来ましたが、それは小樽に行くための詳細が
書かれたもので、いよいよ私達親子も念願叶って小樽での訓練を受けることになったのです。

                                                          続く
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脊髄損傷(072) [脊髄損傷・癌]

またしても間が空いて話が理解しづらいとは思いますが、とにかく2005年3月に母が
リハビリセンターを退院してから本人にも私達家族にもいろいろ初めてのことが起こって
大変でしたが、いよいよ在宅でのリハビリの話に入りたいと思います。

何度か過去にも書いたことですが、私と母はリハセン入院中に小樽の右近清さんの
リハビリを受けることを決めましたが、その出会いは私がインターネットで検索した結果
見付けたのが「脊髄損傷 立った!そして今、ついに歩いた」というHPでした。
そしてそこから右近清さんにメールを送ったところ、すぐに返事が来ました。

その後、小樽から6回に分けて資料が送られて来ました。
内容に関しては誤解を招いたりする可能性もありますので、許可無く掲載するのも
いけないことだと思いますので詳しいことは書きませんが、
とにかく私自身が病院で医師から言われることや病院の対応に関して疑問に感じて
いたことが、的確に、「その通りだ」と思うほど一致していたのです。

最初に右近清さんに送ったメールに母が投与されている筋弛緩剤について疑問に
感じている旨を書いたように覚えていて、右近清さんからは「あなたが知りたい筋弛緩剤に
ついては3回目に送る資料に書いてあります」との返事が来たのを思い出します。
それでも資料はきっちり1回目の資料から順番通りに送られて来て、読み終わったことを
メールで連絡すると、次の資料が送られて来るという仕組みになっています。

1回目と2回目の資料は日本国内の脊髄損傷の現状などが書かれています。
医師にはこんなことを言われるとか、こんな薬を使うとか、こんな物を勧められるなどです。
本当に読んで驚きました、書いてある通りのことを母もされていたからです。
3回目の資料は右近清さんが実際に小樽に呼んだ人たちの話が書かれています。
4回目は100項目の質問が書かれていて、回答を送るという具合でした。
そして5回目、6回目の資料は小樽で行うリハビリや小樽に来るまでに行うリハビリ、
小樽での宿泊場所やリハビリに人手が必要か?など、小樽でのことが書かれていました。

もちろん、今だから言えることですが最初から完全に信用していたわけではありません。[わーい(嬉しい顔)]
それが、私が1番興味のあった3回目の資料を読んでから、
徐々に信じることが出来て、それがいつしか間違い無いという確信に変わって行きました。

                                                         続く
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脊髄損傷(071) [脊髄損傷・癌]

血圧が低いことが原因でお風呂上がりに気絶してしまった母の話をしましたが、
突っ張り痙性(身体の硬直)にはお風呂が一番効果的だと言う話もしました。
それでその頃私は母にあることを試してみようと思い始めていました。

リハセンに入院中の話の中でも書いたことですが、病院で行われるリハビリというのは
人手不足の影響だかどうかは知りませんが、とにかく時間が短いのです。
身体を動かしていないわけなので、当然血圧も下がってしまうわけです。
身体を自由に動かせる人は、特別に血圧を下げないために運動などしなくても、
普段の生活の中で立ったり座ったり、歩いたりと動いているから平気なことなのです。

病院でのリハビリは時間が短いので、当然血圧は低いまま、身体を動かしていなければ
当然突っ張り痙性(身体の硬直)も強くなる、そうなるとほとんどの医師は筋弛緩剤を
投与する、そうなると患者は昼間からうつろな状態となり、昼間から寝ているような状態。
昼間から寝ているから夜も眠りが浅くなる、昼と夜の逆転現象が起こってしまうのです。
そこで今度は睡眠薬が使われる、更には母もそうでしたが痛みや痺れがあると痛み止め、
運動不足による便秘で下剤が使われるという具合にとにかく薬漬けの状態です。

そこで私が母に試そうと思ったものですが、実はお酒を飲ませてみようと思ったのです。
お酒何てと思うかもしれませんが、実は母は受傷前は血圧が高かったのが影響したのか、
全く飲めない人で、お酒を飲むと、激しい頭痛に襲われ
フラフラな状態になり、起きていられなくなってしまうような状態でした。
それもたった一口飲んだだけでそういう状態、いわゆる下戸?、飲めない人でした。

それが受傷後は血圧が以前の半分まで下がっていたので、本人に伝えて寝る前に
少しだけ、女性が好きそうな甘い缶酎ハイを飲ませてみました。
すると思った通り、全然平気な顔をして私が与えたお酒を飲み干しました。
しかも頭痛も起こりません、それどころか睡眠薬など飲まなくても熟睡するようになりました。
血行も良くなるのか突っ張り痙性(身体の硬直)も軽くなったのです。

それから約4年半、母は欠かさず寝る前は焼酎を飲んでます。
飲む量も少し増えたような気がします。
たまに出し忘れると「お酒ちょうだい」と催促までするようになりました。
それでも薬に頼るよりは全然良いと思って、我家の冷蔵庫には常に缶酎ハイがあります。
最近は種類もバラエティになり、いろいろ飲み試すのも楽しいですよ。

                                                         続く
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脊髄損傷(070) [脊髄損傷・癌]

母は2004年月に受傷してからリハセンを退院して来た2005年3月までは
ちゃんとしたお風呂での入浴をしていませんでした。
病院では週に何回かのシャワー浴と機械に吊るされて入るようなお風呂ばかりです。

退院して家に戻ってから何日目かにお風呂に入れてあげることになりました。
話は遡りますが、北海道小樽の右近清さんのリハビリを受ける方向でしたので、
小樽とのやり取りの中で送られて来た資料の中に書いてあったことなのですが、
脊髄損傷に付きものの突っ張り痙性(身体の硬直)には、入浴が一番効果があるからです。

現在では私一人でお風呂に入れるコツを覚えてので、一人で風呂に入れていますが
この当時はわけもわかりませんでしたので、父と二人で、父が足を抱えて、
私が脇の下の手を入れて上半身を抱えて、湯船の中に入れた浴槽台というものに
座らせ、42℃のお湯に10分程度入浴させました。

母も久し振りに入る我家のお風呂に感激しているような感じに見えましたが、
その後、湯船から上がり、車椅子に座らせた時にトラブルが起こりました。
母が気絶してしまったのです。
私は母の頬に軽く平手打ちをしながら「どうした?大丈夫か?」と声を掛けると
そのうちは母が気が付いて一安心でしたが、2回目にお風呂に入れた時も同じでした。

後で知ったことなのですが、それは血圧が原因していました。
脊髄損傷だけではなく、寝たきりなどで身体を動かせない人は血圧が下がります。
現に母は受傷前は境界性高血圧と言われて血圧が180近くもあったのですが、
受傷後は何と半分の90~100程度まで下がってしまっていました。
母の場合はまだ良い方で、ひどい人は血圧が55~60台まで落ち込む人もいるそうです。

原理はこうです、血圧の低い人がお風呂に入ると、身体が温まり血管が広がる、
血管が広がれば当然血の流れはますます遅くなり、血圧が下がる。
血圧が下がるということは、脳に供給される血量は減る、当然酸素も減りますよね。
更には心臓にも負担が掛ってしまう、非常に危険なことだったのです。

最近の母は運動も随分こなしているし、寝ている時間が減り、座っている時間が
増えたこともあって、血圧は110~140の間で推移しているようです。
ただ当時はお風呂に入れる時はホームセンターで購入した血圧計で血圧を確認してから
お風呂に入れることを心掛けていました。

                                                         続く
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ケアマネ解任劇 [脊髄損傷・癌]

2週間ほど前に母の介護サービスに関してケアマネに苦情というか、
抗議をするようなもめ事があったことを書きましたが、結局そのケアマネを解任しました。

解任などというとクビにしたように聞こえるかもしれませんが、実際は違います。
先週の月曜日頃だったか、そのケアマネが所属している事業所の上司だという女性から
電話があり、会って話と今回の件でお詫びがしたいとのことで、金曜日に来てもらいました。

話を聞くと、そのケアマネが体調を崩して診断書が出てしばらく仕事を休むことになり、
長期の休みとなった場合に迷惑になるからと言うことで、相手側から切り出してきました。
新しいケアマネに変えるか?休養明けで出て来たら引き続き対応させるか?
私と母に打診してきたということなのです。

私は即に「母と現在我家に来てくれているヘルパーさんは良い関係が築けているので、
ヘルパーさんはそのままで良ければ、ケアマネを変えたい」と答えました。
母もせっかく親しくなったヘルパーさんが来てくれなくなるのは困るようでしたので、
それに関しては母も同感の意思表示をしてくれました。

それにしても何の病気なのかは教えてくれませんでしたが、これではまるで私が原因で
体調が悪くなったと言いたいような感じにも取れますが、私の予想では実際は病気ではなく
担当から降りたいということで病気でという理由になったのではないかと思っています。
良くプロ野球の監督の交代劇や代議士が追い詰められた時に使う手です。

それにしてもこのケアマネには本当に振り回されたことばかり思いだされます。
今回のこともそうですが、何かと市役所を立てたり、法律だからと強気に出たり、
介護者の貴重な休日の早朝に家に来たり、電話を掛けて来て起こされたり、
介護従事者は利用者と利用者の家族への配慮が重要なのに、それが感じられません。

職場の中ではケアマネという資格を持っているのだからいくらでも偉そうにすれば良いです。
ただ利用者やその家族の前でまで偉い人でいる必要はないです。
ケアマネは偉い人ではなくて、頼りになる人になって欲しいですね。
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頭に来ることばかり(病院編) [脊髄損傷・癌]

先週の金曜日、18日のことですが3カ月に1度の母の定期検診のために千葉県でも
南の方の海沿いにある有名なK病院に行った時の話です。

K病院は日本でも有名な大きな病院で本館に隣接して5階建てぐらいの立体駐車場が
あって、2階に連絡通路があって本館に移動できるようになっていますが、
他の階に車を止めると一旦駐車場内の階段かエレベータで2階まで下りないと
本館の方に移れない構造となっています。

私の母は車椅子なので、当然車は車椅子専用駐車スペースに止めるわけですが、
この病院では障害者ののためにわざわざ車椅子専用駐車場を2階に取ってあります。
障害者がエレベータで駐車場内を昇降しなくても、専用駐車場からそのまま車椅子で
本館の方に移れるようにと言う病院の配慮が感じられて素晴らしいと思いました。

ところがです、先日立体駐車場に入り、2階の車椅子専用駐車スペースを目指して
車を徐行させていると、前にいかにも年寄りのおばちゃんが運転していると思われる
軽自動車がモタモタ走っていて、徐行しているスピードでも前が詰まるほどです。

それでやっと車椅子専用駐車スペースが見えて来て、止められそうな場所が
空いているのを確認できたのでそこに止めようと思ったら、その軽自動車がそこに
入ったので、「何だ、この人も障害があるのか?」と思っていました。
幸いその隣も空いていたのでこちらも隣に車を止めて、母を車から車椅子に移していると
隣の軽自動車からやはりおばちゃんが降りたのですが、その人は普通にスクッと
立ち上がり、母を車椅子に移しているこちらの様子を見て気まずい顔をしていました。

見られてしまったという後ろめたさか、しばらくそこで移動しようか迷ったようですが、
結局私が母の態勢を整えたりしている間に、そのおばちゃんは開き直ったのか、
スタスタと歩いて病院の中に消えて行きました。

実は診察が終わって帰る時にも同じ車椅子専用駐車スペースで健常者の夫婦が
普通に車に乗っているのを見てしまいました。
このK病院は午前中の混雑時は監視員が監視しているのですが、午後になると不在で
車椅子専用駐車スペースは無法地帯で、本当にそのスペースが必要な人が
止められない事態もあるのです。
いい大人が、しかも若者ではなく年配の大人、マナーのかけらも感じられませんでした。
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頭に来ることばかり(介護編) [脊髄損傷・癌]

昨日のこと、母のケアマネ(ケアマネージャー)から緊急で話し合いたいとの連絡があり
こちらから電話を掛けたところ、電話で説明するのが難しいのでとの説明でしたが、
しつこく聞いてみたところ、母のところに来ている介護ヘルパーで午後に入っている事業所の
代表と言う人が「あそこのお宅で行っているサービスは介護保険法で禁止されている行為で
まずいと思います」と言って来たので、ケアマネが市役所にお伺いを立てたところ、
市役所からもストップが掛ったので、今後は出来ないと言って来たのです。

私は思わずキレて、ケアマネを電話で怒鳴りつけました。
「今まで5年近くも受けて来たサービスを、何故今になって駄目だと言うのか?」
「何故、事業所から受けた指摘をまずこちらに相談する前に市役所に行ったのか?」
それに対してこの間抜けなケアマネは、
「私も詳しくサービス内容を知らなくて、でも法律で決められたことだから」と言うのです。

その違反のサービス内容と言うのはリハビリのことなのですが、リハビリ何て言える程の
内容とは全く違って、寝ていることが多い人特有の身体の硬直をほぐす程度のものです。

以前私が市役所の人にリハビリを行いたい旨を相談に言ったことがあります。
その時も市役所の人はもちろん駄目だと言う返事でしたが、こんなことを言ってました。
「実は介護保険で違反されている行為を実際行っているヘルパーさんがいるには
いるのですが、市役所が敢えてその人を調査して止めさせるようなことはまず無くて、
暗黙の了解と言うこともあるのは事実ですが、こうやって窓口に相談に来られると、
認めるわけにはいかないのです」、私もそうなんだろうと思います。

今回の場合は母担当の間抜けなケアマネが市役所にお伺いを立てたお陰で駄目です。
当たり前です、市役所の人が見て見ぬ振りを出来ない状況にしてしまったからです。

それで今回最初に訴えを起こした事業所ですが、実はここも結構いい加減な事業所で
唯一サービス提供中に母を転倒させたことがあったり、資格を持っていないヘルパーを
派遣したり、ヘルパーは利用者に血圧が高い低いとか、これは病気ですなどという
診断行為をしたり、それを利用者に告げたりしてはいけないのにそれをしたり、
体調が悪いからと不機嫌な態度でサービスを行って、途中で帰ってもらったり、
そんな事業所なのですが、そこが訴えてきた違反行為なのです。

私が思うにこれは人間対人間の信頼関係の問題で、私たち側から言わせてもらうと
その事業所の行って来たミスにもお互い様だからと目をつぶってきたというのが事実です。

私はすぐにその事業所との契約破棄を伝えました。
そしてすぐに代わりの事業所を探せとケアマネに命じました。
本当は利用者の権利でケアマネをくびにしたいところですが、それにはちょっと問題が
あって、市内でも大手のグループにいるケアマネで、小さい市なので厳しいのです。
だからこれからは逆にこちらも厳しくしてやるつもりです。

本当に私の周りには気が利かない、頭に来るやつが多くて困ります。
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